ボリビア

南米ボリビア、サン・ファン釣りの旅3

人生初のパクー釣行の後、ユウキさんのご実家で、歓迎会を開いて頂いた。

ユウキさんから『釣ったパクーを捌いてみるか?』と言って頂いたので、願ったりで捌いてみる。

周りの方のアドバイスをお聞きしながら捌いていくと、海の魚と違い血合い骨がY字に入っており、背節と腹節に渡しただけでは取りきれず、薄造りにすることで口当たりを良くするしかなかった。

ユウキさんのお父さんと、ご友人のマサルさんから、ボリビアでのルアーフィッシング開拓の話をお聞きする。
もちろんボリビアではルアーロッドどころか竿やリールそのものが売っていなかった(手巻きの釣りしかなかった)ため、隣国パラグアイやアメリカ、日本から道具を購入し、買ったルアーを参考にルアーを自作したそうだ。
ポイントまでは険しいジャングルで。キャンプしながらブルドーザーで道を切り開いていったそう。道が開くまでは、山道を3日歩き1日釣りしてまた3日かけて帰っていたとのこと。
補足になるが後日、マサルさんにサン・ファンの歴史と釣りの開拓について、釣り場までの道中のDVDをを見せてもらいながら、お話を伺った。車がが縦にひっくり返りそうな泥道の急勾配をランクルで登っていく。道が比較的乾く乾季でないと、物理的にポイントまで行けないそうだ。ドラード釣りは壮絶だ。
しかしながら日本のルアーフィッシング黎明期に、地球の反対側のボリビアでも、一から釣りを開拓された日本人の先達がいたことを知れて良かった。

皆さんに持ってきたタックルでドラードが釣れるか見てもらうと、B.C.4のMXHが大絶賛!
ドラード釣りでは、山道を歩いてポイントに向かうので、小さく畳める強い竿がとてもいいとのこと。
皆さんから、『500ドル(定価よりも高い値段!)で売ってくれ!』と言われたので、『ドラードを釣らせて頂ければ、無料で置いていきますよ。』と返しておいた。

翌日の午前中、ユウキさんに移民資料館に連れてきてもらった。戦後ボリビアに夢を求めて長い船旅の末、到着。しかしながら割り当てられた土地はジャングル…そこを一から切り開き、サン・ファンという町ができたそうだ。今では多くの日本人が農場主。近年では近隣のボリビア人が多く移住してくるほど、治安が良く住みやすい町になっているとのこと。ここでは書ききれない、迫ってくるような情念を感じることができるので、ボリビアにお越しの際は是非、立ち寄って頂きたい場所だ。

午後はユウキさん、ケニさんと一緒にタライラ釣り。タライラは日本のライギョに似た魚。ウィードの中に潜んでおり水面をパシャらせたり、ウィードの中をパンチングするといいとのこと。

開始1投目でケニさんがフロッグでタライラをゲット
その後、私もトップ系のルアーを投げると…
とても綺麗なパクー

同サイズを3枚追加し、強烈な引きを楽しんだ後、パンチングに変更
ワームを持ってきていなかったので、ユウキさんにパクーの切り身を貰ってパンチングすると、

念願のタライラ
至近距離ぶっこぬき!

ユウキさんに持って行くと、私が1尾釣る間に、同様の方法で8尾釣ってた…
数釣ってカマボコにすると美味しいとのこと。

そんなこんなで2日目終了
今日も、ユウキさんの経営する修理工場で宴会。