昨夜、モアザンPESVのドラグに不具合が生じたため、分解OH。ついでにドラグワッシャーをytフュージョンのものに交換。寝るのが遅れる。
当然寝坊し、4時に家を出るはずが6時に目を覚ます。家を出る前、出勤前の母が花壇の水やりをしていたので、代わって水やりをする。さらに多少到着が遅れるが、これで気持ちよく釣りができるはず。
そうして9時頃いつもの場所にエントリー
漕ぎ始めてから5分程経っただろうか。
岸からの距離500m位の位置でふと横を見ると至近距離でボイル!しかもデカイ‼︎
前方でも跳ねだしたので、すぐに6.6L+でパンプキンをキャスト!しかし出ない…
ボイルが収まったので5.10LHに持ち替え、オーシャンフラッシュ30gをキャスト。先週ヒラマサをかけたカラーで沈んだ魚を狙うが、回収直前に約50mの位置で再び始まるボイル。
再度6.6L+に持ち替え、パンプキンをキャスト。届いた!
着水と同時にジャークすると、ついにチェイス、そしてバイトするも乗らない。
だが魚はまだ諦めていない。次のジャークで再度海面を爆発させるバイト、乗ったあぁぁぁぁ‼
派手なバイトで最初シイラかと思ったが、フッキングと同時にファーストランで下にツッコミ出す。まさか…?
ファーストランを凌ぎつつ、出しっ放しの5.10LHを片付け、ネットを展開。この間は魚が走り続ける限り、6.6L+がオートで仕事をしてくれる。
モアザンのドラグを締め、いよいよファイト開始。
下への強烈なツッコミを6.6L+のベリー、バットでいなしつつ、モアザンの強化ドラグを効かせながら巻き上げていく。
PE1号、リーダー18LBの細糸だが、タックルに不安は全く感じない。最高に楽しい。
そんなやりとりが3分程続いただろうか。先に仕掛けたのは相手、渾身のロングダッシュ!強靭なL+がバットまで入り、強化ドラグが高らかに唸りだす。
そしてダッシュを絡めとるように失速させていく。止まった!ここで勝負をかける‼︎
巻き手の右手をフォアグリップに添えポンピング、一巻き一巻き確実に浮かしていく。
ついに青く光りを放つ魚体を視認。
徐々に鮮明に、どんどん大きくなっていく。
魚体が海面を割った時、強烈なヘッドシェイクからのラストダイブ!最後まで諦めない。
貴女、最高だ‼︎
再度浮かせ、ネットインさせるもデカすぎて入りきれない…
右手に渾身の力を込め、ネットごと魚体をリフト!自重でネットに押し込む。入れ!
入った、やったあぁぁぁ!
溢れ出る声が止まらない。
ダンスを踊ってくれた相手は
ヒラマサ 90cm 6kg
昨年の70cm 5kgのショアマダイを超え、自己記録更新!
実はこの魚にも、とある願がかけてある。
自身の新たな挑戦が叶うのか?
この魚は自分の人生を変えてくれる魚になるのか?
今はまだ分からない。
SUPフィッシングを始めなければ
6.6L+でなければ
パンプキンでなければ
この猛夏に通い続けなければ
釣行前日、リールに不具合が発生しなければ
朝、花壇の水やりを母と変わらなければ
この魚には出会えなかったかもしれない。
偶然といえばそれまでだが、全てが繋げてくれた1尾だと信じたい。